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公認会計士論文式試験の勉強法

論文式試験の概要

論文式試験は、例年8月下旬の金曜日から日曜日の3日間に渡り実施されます。

 

  • 試験方式:記述式
  • 科目:監査論・租税法・企業法・会計学(管理会計論・財務会計論)・企業法・選択科目(経営学・経済学・民法・統計学のいずれか1科目)
  • 受験資格:短答式試験の合格者など
  • 合格基準:総得点の52%の得点比率を基準として、公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率。ただし、1科目につき、その得点比率が40%に満たないものがある者は、不合格。

 

論文試験「監査論」の勉強法

概要

監査制度、公認会計士法、倫理規則など監査論総論から論述問題が1問、確認や分析的手続きなど監査実務から論述問題が1問出題される。

 

勉強の方針

論文式の監査論では、細かい論点が問われることは少なく、監査制度や監査報告書の意義や、例示された事例に対応する監査手続きを論述する。

 

このような問題は、監査制度全般についての理解がないと解答が難しく、監査論や公認会計士の実務についてのイメージを掴むことが重要となる。

 

短答式の知識があることは前提として、論文式では特に基準全体を時間をかけて読み込むことが遠回りのようで有効な勉強法となる。

 

目標

得点率で60%を目標としたい。

 

論文試験「企業法」の勉強法

概要

論述式の大問2問が出題される。

 

オーソドックスな出題が多く、学習量が得点に反映されやすい科目。

 

勉強の方針

論文式の企業法では、細かい論点が問われることは少なく、事例に対して会社法上必要となる手続きや、制度の意義について論述させる問題が出題される。

 

このような問題は、企業法への全体的な理解と論文式への対策が必要となる。

 

短答式の知識を前提として、問題集を使い事例への理解力と論述力を高めるトレーニングを繰り返そう。

 

また、問われる論点自体は少ないため、多くの受験生が正解できる問題は必ず正解することが重要となる。

 

目標

得点率で60%を目標としたい。

 

論文試験「租税法」の勉強法

概要

論述式の大問1問と計算問題の大問1問の出題。

 

時間制限が厳しく、全問の解答は困難でおあり問題の取捨選択が重要。

 

勉強の方針

問題集を繰り返し、3回〜4回は解く。

 

あまりに難しい問題には手を出さず、基本的な問題と近年の頻出論点に絞って学習する。

 

また、租税法は短答式試験には無い科目ではあるが、5月の短答式試験後の3カ月で合格レベルに達するのは難しい。

 

よって5月の短答式試験を受験する場合でも、1月以降は短答式試験の勉強と並行して租税法の勉強を進めておきたい。

 

目標

得点率で55%を目標としたい。

 

論文試験「管理会計論」の勉強法

概要

計算問題と理論問題を組み合わせた大問が2問出題される。

 

時間制限が厳しく、全問の解答は困難でおあり問題の取捨選択が重要。

 

勉強の方針

得点し易い理論対策を重点的に行う。

 

短答式同様に、解くべき問題の取捨選択を適切に行い、制限時間内に解ける問題をなるべく多く解けるように、過去問や問題集を解く場合にも、まずは全ての問題をチェックして解きやすそうな問題を選ぶ癖をつけておいたほうが良い。

 

もちろん一読して難易度が判別できないこともあるが、問題に手を付けてから難易度が高いと判断した場合であっても、すぐに別の問題に移った方が結果が良いことが多い。

 

目標

得点率で55%を目標としたい。

 

論文試験「財務会計論」の勉強法

概要

計算問題と理論問題を組み合わせた大問が3問出題される。

 

管理会計論ほどではないが、時間制限は厳しく、財務会計が得意な場合を除き全問解答は難しい。

 

勉強の方針

短答式試験の財務会計よりは制限時間が厳しい為、正答の可能性が高い問題を優先的に解くくせをつけておく。

 

問題集で短答式試験時の計算力を維持しつつ、過去問の繰り返しで論文式試験の試験形式に慣れておこう。

 

計算式の難易度は短答式試験と大きくは変わらないため、短答式で高い得点取る力があれば、論文式でも高得点が狙える。

 

目標

得点率で55%を目標としたい。

 

論文試験「経営学」の勉強法

 

※論文式試験の選択科目は、経営学・経済学・民法・統計学のいずれか1科目から選びますが、多くの受験生は経営学を選択します。
経営学以外を選択する場合は、その科目にかなりの自信がある受験生同士の競争なるため科目選択は慎重に行いましょう。

 

 

概要

大問2問の出題で、単語の穴埋め、論述、計算問題などの内容。

 

勉強の方針

計算ができることは前提として、基本用語とその意義を覚えることに時間を使いたい。

 

基本的には暗記科目であり、学習の分量も少なく対策しやすい科目。

 

目標

得点率で55%を目標としたい。