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公認会計士試験の難易度〜合格率・学習時間・試験方式

合格率からみる公認会計士試験の難易度

公認会計士の試験は、短答式試験(12月、5月)と論文式試験(8月)の2段階方式です。

 

短答式試験の合格率は30%前後、論文式試験の合格率は40%前後で推移しているので、2つの試験の合格率を単純に掛け合わせると、約10%の合格率となります。

 

直近5年間の公認会計士試験合格率の推移
年度 出願者数(人) 合格者数(人) 合格率
平成28年 10256 1108 10.8%
平成29年 11032 1231 11.2%
平成30年 11742 1305 11.1%
令和元年 12532 1337 10.7%
令和2年 13231 1335 10.1%

 

この10%前後という数字は、国家資格の競争試験(合格基準が相対的である試験)の数値としては平均的な数値です。

 

また、後述するように、あくまでも1年半〜2年間に渡り3000〜5000時間もの学習を経た受験生による競争なので、財務会計分野の最高峰資格にふさわしい難易度といっていいでしょう。

 

学習時間からみる公認会計士試験の難易度

公認会計士試験合格レベルに達するのに必要な総学習時間は、個人差はあるものの、3000時間〜5000時間程度といわれています。

 

一般的な学習期間である2年間、毎日勉強したとしても1日平均4時間〜7時間にものぼります。

 

このように、まとまった学習時間を取ることがある必要があり、また受験資格が無く誰でもチャレンジできることもあるので、大学時代に学習を開始し、在学中や卒業して数年以内に合格する方が多くなっています。

 

社会人になってから学習を始める場合で、ここまでまとまった時間が取れないような場合には、まずは短答式試験の合格と論文式試験の科目合格を狙い、3年〜4年かけて合格を狙うのが王道です。

 

その場合でも1日3時間程度の学習は必要なので、それだけの学習時間を確保できる環境を整えることが、公認会計士試験合格への第一歩となります。

 

試験方式からみる公認会計士試験の難易度

公認会計士試験を難しくしている要素のひとつが、「一括合格制」と呼ばれる、全科目同時合格が必要な点です。

 

また、全ての受験科目に足切り点が設定されるため、複数の科目を同時に合格レベルまで持っていく必要があります。

 

よく比較の対象となる税理士試験は、「科目合格制」を取っており、1科目ずつ時間をかけて合格に辿り着くことができるのと比べると、公認会計士試験は短期決戦型の試験といえるかもしれません。

 

まあ、短期といっても2年〜4年はかかりますが・・・。

 

このことは、受験者層の違いにも如実に表れており、公認会計士試験の合格者の最多年齢層が20代であるのに対し、税理士試験の場合は41才以上となっいます。

 

したがって、社会人の方でどうしてもまとまった時間が取れない場合には税理士試験を検討してみてもよいでしょう。(もちろんやりたい仕事にもよりますが。)

 

まとめ

ここまでみてきたように、公認会計士試験の合格には2〜4年にわたり3000〜5000時間という多くの学習時間を費やす必要があります。

 

3大難関国家資格に数えられることもある公認会計士試験ですから、やはりそれにふさわしい難易度があるといえそうです。

 

いずれにせよ人生のうちの数年間を試験勉強に捧げることが必要となるわけですから、情報収集をしっかり行い、自分に合った資格スクールや通信講座を選んで、効率的に学習することが大切ですね!